#7
TIMEとブラックナイト
その日は、たまたまクラン員がいなかった。
一人でBB荒地に行くほどには、TIMEは強くはなかった(笑)。
さて・・・どうするかな・・・。
そこで、閃いたのは、、、
ツアーでも募集すればいいじゃないか!w
早速、グルーディン村で初めてのツアーの募集をすることにした。
倉庫と掲示板から叫びが聞こえる箇所、グル武器屋前で叫んでみる。
<TIME>BB荒地に狩りいきませんか〜? 当方プリです。
すると、速攻でwisがきた。
(Shamese)BK荒地ならいくよ〜
び・・・BK!?
BK・・・ブラックナイト。
クラスが君主のキャラを見かけると、すぐさま集団リンチをかましてくるという、王子泣かせのモンスターである。
ストーリーでは、善王の遺志を継ごうとする血盟君主を根絶やしにしようと警戒している、反王の尖兵である黒騎士たち、といったところだろうか。
当時、まだまだ30LVにもなっていなかったTIMEにとっては、荷が重過ぎる相手でもあった。
(TIME)あのぅ・・・弱いんですが^^;
(Shamese)大丈夫ー。餌だからw
君主を見ると襲ってくる、という習性を利用して、落とすアイテムがおいしいBKを狩ろうという狙いらしい。。。
な・・・なるほどw
そんなこんなで知り合ったエルフさんとともにBK荒地へ。
Shamese「集団見かけたら、E−B(エネルギーボルト)でFA取って、こっちまで引っ張ってきてね^^」
TIME「は・・・はい(汗)」
うぅむ、慣れてらっしゃるw
そうこうしていると、目の前に現れるブラックナイトたち!!
ぎゃぁぁぁ、お助けぇぇぇTT
もちろん・・・逃げ(汗)
そのシャムさんといえば、数回のフローズンクラウドと攻撃で、いともあっさりBKをたいらげるではないか!w
つ・・・強ぇ^^;
ぱたぱたと走り回りながらも狩りを終え、分配金は15kもあった。
一回でそんなに稼いだことはなかったTIMEは、ただ逃げ回ってただけでそんなに受け取ってしまうことに抵抗を感じた。
TIME「こんなに・・・いいんですか?(汗)」
Shamese「当然じゃんか^^」
その言葉が嬉しかった。
シャムさんはTIMEにとって、リネージュの3番目の師匠である。
その後も、よくBKに連れて行ってもらったり、チャットしたり、時には魔法のダメージ計測に付き合ったりもした。
わざわざマステレ屋を雇ってまで、TIMEをワニ島に連れて行ってくれたのもシャムさんだった。
今では連絡が取れなくなっちゃって、ちょい寂しい感じがします。。。
ようやくLV30全茶デビューが見えてきた、そんなころのお話。
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